【ドクターコート レディース】おしゃれに白をキープするための漂白のポイント・注意点

ドクターコートは白色のものが大半ですが、白は汚れが目立ちます。汚れのない綺麗なドクターコートを維持するには、漂白剤を正しく使い、毎日こまめにお手入れするのがポイントです。今回は、漂白剤の正しい使い方と選び方、使用する際の注意点を詳しくご紹介します。

洗濯しても落ちない頑固な汚れは、漂白剤を使って落とす方法が効果的です。しかし、漂白剤を使う際には注意点がいくつかあるので、洗濯する前に確認しておく必要があります。

まず、洗濯をするドクターコートの裏面に付いている、洗濯表示マークをチェックしてください。白い三角マークが記載されていれば漂白剤の使用が可能です。三角マークに斜線がある場合、酸素系漂白剤は使用可能で、塩素系漂白剤は使用できません。

酸素系漂白剤は、ナトリウムを主成分としています。素材を傷めにくく、色物や柄物にも使える漂白剤です。粉末状のものであれば一般的に入手が容易で、液体タイプは絹や毛が付いている服にも使用できます。洗浄力は粉末状の方が高いです。日常生活で付着した軽い汚れであれば、酸素系漂白剤で落ちます。

塩素系漂白剤は、酸素系漂白剤より強力な漂白剤です。アルカリ性で、次亜塩素酸ナトリウムを主成分としています。色物や柄物、毛や絹などの素材には使えません。洗浄力が高いだけでなく、除菌力や殺菌力にも優れているので、医療従事者のドクターコートに向いている漂白剤です。

ドクターコートが白いタイプであれば、還元系漂白剤が使えます。鉄汚れや色移りに効果的な漂白剤です。柄物や色物は使用できないので、ドクターコートの種類を見極めてから使ってください。

頑固な汚れの場合、浸け置き洗いをしていくと汚れが落ちやすくなります。ぬるま湯に漂白剤を溶かし入れて、1時間ほど置いてから洗濯機に入れるだけで、簡単に汚れが落ちます。

漂白剤を使っても効果が得られない場合、洗濯槽が汚れている可能性があります。洗濯機を使い続けていると、洗濯槽の内部に見えない汚れが溜まります。この汚れが漂白剤の効果を弱めてしまい、強力な洗剤を使っても汚れが落ちない原因となるのです。

漂白剤を使う前に、まずは洗濯槽の汚れをしっかり落としてください。漂白剤を使っても汚れが落ちないからといって、より強力な漂白剤を間違えて使用してしまうと、衣服を傷めつける原因となります。

漂白剤を使ったら、衣服の一部がピンク色になってしまう場合があります。衣服がピンク色になってしまうのは、漂白剤が化学反応を起こしたり、衣類の繊維に流れ込んだりしたことが原因で起こる現象です。

漂白剤の使用が可能なドクターコートでも、耐久性が弱いものの場合、繊維内に漂白剤が流れ込んでしまいピンク色の原因となります。耐久性は見た目で判断できないので、不安な方はドクターコートを洗濯する前に、目立たない部分に漂白剤を少量付けて、ドライヤーで乾かして色の変化を確認するのがおすすめです。

漂白剤はどの種類を選んでも刺激が強いので、場合によっては酸素系漂白剤でも衣服にダメージが出てしまう可能性もあります。漂白剤を使う前に、浸け置き洗いや部分汚れ専用の洗剤を使ってみてください。

漂白剤を使用する際に注意したいのが、他の洗剤と混ざってしまうことです。漂白剤と他の洗剤を混ぜてしまうと有毒ガスが発生し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。漂白剤を使う際には単品で使用し、密室での使用は避けてください。

白のドクターコートは清潔感があり、周りへ好印象を与えます。レディースのドクターコートをおしゃれに着こなすのであれば、漂白剤をうまく活用して白色をキープしましょう。正しい方法で漂白剤を使えば、清潔でおしゃれなドクターコートを着続けられます。

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